先天性内反足

先天性内反足の手術【前編】

yuka

先天性内反足の治療は、ギプスで矯正した後アキレス腱を切る手術を行い、その後は4歳頃まで装具で固定していくと説明を受けました。中には手術をせず、ギプスと装具の固定のみの子もいるようですが、9割の子は手術をして変形を矯正していくそうです。

適切な治療を行わない場合、足全体で体重をかけて立つことが困難になるとのこと。

息子の場合、ギプスでの経過がよいとのことで、2回目の時には手術の予約を入れていただきました。

結論からお伝えすると、1回目の手術は急遽実施できませんでした

手術ができなかった経緯を綴っていきます。

手術予定日(1m6d)

手術前までは3回ギプス固定をしました。前日に麻酔科の受診で病院へ行き、翌日から入院でした。

◆入院日〜手術当日のスケジュール

【1日目】

10:30 入院手続き

11:00 PCR検査

13:10 お風呂

13:30 身長・体重測定

いつも通り過ごしてOKとのことで病院のベッドで一緒に過ごしました。

【2日目】

2:35 最後のミルク

※全身麻酔の兼ね合いで3時以降の食事(ミルク)はNG

5:45 最後の水分補給(お水30ml)

※全身麻酔の兼ね合いで6時以降の水分補給NG

8:00 お迎え→手術室

ここでトラブル発生。全身麻酔が合わなかったのか呼吸がうまくできなくなってしまったとのことで、先生方の判断で手術が中止になりました。感染症対策の一環で立会ができず、病室で待っていた私は看護師さんから呼ばれた時にそんなことは全く予期できなかったので、面談室で先生の話を聞いた際に頭が真っ白に。

ちなみに主人へ送っていたLINEの履歴を見ると、面談室に通された時間は9:40と、お迎えから1時間40分が経過していました。

『息子さんはしばらくPICUで様子を見ます。』

え?PICUとは…??

泣きながら主人にLINEを送るも一向に既読がつかなかった。さらに不安は加速。

ようやく息子と面会できたのは11:30。面談室に通されてから、さらに1時間50分後でした。

PICUで寝ていた息子は、たくさんの細い管に繋がれていて悲しい気持ちでいっぱいになったのを覚えています。

看護師さんから、先生から今後の治療に関して話し合いたいと、できれば旦那様も同席して欲しいとおっしゃっていただいたのに、LINEの既読もつかず、電話も繋がらない…!(看護師さんも呆れモード)

仕方なく私だけで説明を聞いたり、今後の治療に関して話し合いをしました。

仕事のシフトが夕方からだった主人は、携帯をおやすみモードのままずっと寝ていたそうで。

これから手術を控える親御さんがこの記事を読まれたら、何があるかわからないということを理解し、身構えておくことをお勧めします。

(普通に考えて大事な息子の手術中すやすや寝られる神経がわからないけれど…)

ということでこの日の手術は見送ることになり、麻酔にアレルギー反応が出たのでは?喘息?など先生方の仮説をしっかり検査して、万全の体制で再度手術に挑むことになりました。

続きは【後編】で投稿します!

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育休中
育休中の0歳児ママᵕ̈* 仕事復帰時の選択肢を増やすため、ワードプレス勉強中。先天性内反足の息子と、大衆酒場店長の夫と3人暮らし◎ミーハーなのでファッションやコスメ、アイドル、野球、アフタヌーンティーなど多趣味です。最近は子連れ×車なしでも楽しめるお出かけスポットやレストランを日々探索!
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